🌅 はじめに:施工管理にも“選べる働き方”を
「施工管理=会社員」
この固定概念が、いま少しずつ変わり始めています。
僕自身、建設コンサルタントとして働く中で感じたのは、
**「地元で腰を据えて働きたい」**という想いと、
**「収入や成長も諦めたくない」**という現実のギャップでした。
大手企業は安定しているけれど、全国転勤が避けられない。
地元企業は落ち着けるけれど、待遇やキャリアの幅が狭い。
「どちらかしか選べないのは、少しおかしい。」
そう感じたことが、このテーマを考え始めたきっかけです。
まだ構想段階ではありますが、僕は今、
“派遣でも転職でもない、第三の道” ― 施工管理フリーランスという働き方を
自分なりに形にしようとしています。
🧰 施工管理フリーランスとは?
僕が考える“施工管理フリーランス”とは、
企業と業務委託契約を結び、自分の技術で仕事を選ぶ働き方です。
- 雇用されず、案件ごとに契約を結ぶ
- 契約内容・期間・報酬を自分で決める
- 指揮命令を受けず、プロとして責任を持つ
つまり、会社に所属せずに、**「自分の力で現場と関わる」**という形。
まだ実現途中ではありますが、これが建設業界における
“新しい選択肢”になり得ると感じています。
⚖️ 派遣・転職との違いを考えてみた
| 働き方 | 契約形態 | 主な特徴 | 自由度 | 安定性 |
|---|---|---|---|---|
| 👔 正社員(転職) | 雇用契約 | 福利厚生あり・転勤の可能性 | 低 | 高 |
| 🧾 派遣社員 | 労働者派遣契約 | 指揮命令下で勤務・マージン高め | 中 | 中 |
| 🛠️ フリーランス施工管理(構想) | 業務委託(準委任契約) | 案件単位で契約・高単価・自己管理型 | 高 | 案件次第 |
派遣との最大の違いは、自分で働く条件を決められること。
そして、転職のように会社に縛られず、
スキルや経験を**“自分の価値”として直接提供できる**点です。
💪 この働き方に感じる可能性
💰 高単価・低マージンの実現
派遣会社を介さず契約できれば、
同じ仕事でも1.5倍以上の手取りを得られる可能性があります。
(例:企業単価36,000円/日 → フリーランス報酬31,800円/日)
🗺️ 働く場所・案件を選べる
「地元で働きたい」「出張で稼ぎたい」など、
ライフスタイルに合わせた働き方が可能になります。
🧩 スキルがそのまま評価される
保有資格や実務経験が、報酬や契約条件に直結する。
これは施工管理職にとって、非常に大きな魅力だと思います。
⚠️ 実現に向けた課題もある
理想の働き方とはいえ、当然ながら課題も多くあります。
📄 契約・税務の自己管理
社会保険や確定申告など、
“雇用”の枠に守られない分、自分で管理する力が求められます。
🔁 案件の安定性
常に仕事を確保する営業力や人脈づくりも必要。
とはいえ、実績を積めば企業から直接声がかかる流れも作れるはずです。
🚧 偽装請負への理解
企業の指揮命令下で働くと「雇用」とみなされるリスクがあります。
この点を避けるために、契約形態の明確化(準委任契約など)が欠かせません。
この部分は、行政書士の知識を学びながら整理していく予定です。
📜 目指している仕組み(構想)
最終的には、次のような形を目指しています👇
- 企業 ⇄ フリーランス:業務委託契約(準委任)
- むらじん(運営者) ⇄ 双方:覚書で関与を明確化
- 行政書士監修で法的リスクを最小限に
こうすることで、
**企業も技術者も安心して契約できる“地元型のマッチングモデル”**を
構築したいと考えています。
🏗️ なぜ今、この形が必要だと思うのか
建設業界は今、転換期にあります。
- 🧓 技術者の高齢化と若手不足
- 💸 固定費を減らしたい企業側のニーズ
- 💻 DX化による遠隔管理・短期契約の増加
この流れの中で、“柔軟に働く即戦力人材”の需要が高まっています。
そこに、フリーランス施工管理という新しい形が
うまくマッチするのではないか――そう感じています。
🤝 「AC-workstyle」で実現したい未来
僕が描く「AC-workstyle」は、
ただのブログや個人活動ではなく、働き方をデザインする場にしたいと思っています。
- 現場を理解した人が人材を選ぶ
- 企業にとっても合理的で、技術者にとっても公正
- 契約・保険・税務・教育などを支援できる体制
まだ構想段階ではありますが、
現場経験者だからこそできるマッチングと支援の形を追求しています。
🌟 まとめ:道の途中にいるからこそ伝えたいこと
僕はまだ、施工管理フリーランスとしての道を歩み始めたばかりです。
でも、同じように悩んでいる人へ、
「こんな働き方もあるかもしれない」と伝えたいと思っています。
🧱 施工管理に、自由と誇りを。
🏢 企業に、合理性と即戦力を。
🚀 そして、自分には挑戦と成長を。
この想いを胸に、これから一歩ずつ、形にしていきます。
もし共感してもらえたら、ぜひこの挑戦を一緒に見届けてください。


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