施工管理フリーランスになる不安と希望✨

「フリーランス施工管理になりたいけど、やっていけるだろうか？」
僕自身、そう自問したことは何度もあります。

収入、契約、安定、家族――
考えれば考えるほど、不安の方が先に浮かぶ。

でも、“不安を感じる”ということは、真剣に人生を選ぼうとしている証拠だと思っています。
この記事では、僕自身が抱えているリアルな不安と、
それでもこの道を目指す理由（＝希望）を整理してみたいと思います。

フリーランスの一番の不安は、やはり「仕事が続くのか？」という点。
毎月の給料が保証される会社員とは違い、
“自分で案件をつかみ、自分で稼ぐ”ことが求められます。

僕の場合、施工管理フリーランスを実際にやっている人に出会ったことがなかったのも不安の一つでした。
そもそも、契約してくれる企業があるのか。
現場という危険性の高い仕事を、果たしてフリーランスに任せてもらえるのか。
そんな疑問ばかりが先に立っていました。

ただ、実際にネットで情報を集めたり、
前職の施工管理仲間に話を聞いたりするうちに、
“施工管理フリーランスとして活躍している人たち”が確かに存在することを知りました。

特に地方では、経験者不足が深刻で、

「紹介さえあればすぐ決まる」
というレベルの案件も多いのが現実です。

安定は“会社”がくれるものではなく、
“自分の技術と信用”が生み出すもの。

そう考えるようになってから、
不安は少しずつ「希望」に変わってきています。

もう一つの壁は、やはり「契約ってどうするの？」という部分です。
派遣と違って、フリーランスは準委任契約**など、法的な理解が欠かせません。

業務範囲・責任範囲・指揮命令系統――
どれかを曖昧にすると、偽装請負や労働問題のリスクにつながります。

僕も最初は、「どこまでがグレーで、どこからがアウトなのか」が正直わかりませんでした。
黒かグレーかわからない中で働くというのは、
常に不安と隣り合わせです。

だからこそ、自信を持って“フリーランス施工管理として働いている”と言える状態にしたい。
その思いから、僕は行政書士資格の勉強を始めました。

「知識がないから不安なのではなく、知識を得れば不安は減る。」
この気づきが、僕にとって大きな転機になりました。

現場のフリーランスは、基本的に一人です。
仲間や上司の支えがない分、
自分で判断し、自分で動く覚悟が求められます。

ただ、その“孤独”は、裏を返せば“自由”でもあります。

孤独を恐れるより、自分の時間をどうデザインするかが大切。
僕はその自由を「希望」と捉えています。

フリーランスになると、自分の対応一つひとつが評価に直結します。
会社員のように誰かがフォローしてくれるわけではない分、
良くも悪くも結果がすべて“自分に返ってくる”。

だからこそ、会社員以上の責任感を感じる場面もあるはずです。
ただ、この責任はプレッシャーではなく、
「ちゃんとした施工管理技術者になるための一歩」だと今は思っています。
現状維持ではなく、常に成長し続けたい。
それが、僕がこの道を選んだ理由の一つです。

そして、フリーランスの最大の魅力は、
「自分の実力がダイレクトに報酬に反映される」こと。

会社の規模や肩書きではなく、
経験・資格・実績そのもので評価される。

「あの人に任せれば安心」
――この言葉が、最高のボーナス。

現場で信頼を積み重ねるほど、
次の仕事が自然に舞い込んでくる世界がある。

この“信頼の循環”こそ、
僕が施工管理フリーランスという働き方に感じる一番の希望です。
次の仕事が自然に舞い込む世界がある。
これは、施工管理フリーランスならではの希望です。

もう一つの希望は、地元で家族と暮らしながら働けること。
転勤や長距離出張に縛られず、
自分のペースで仕事を選べる。

これは、何よりも価値のある“自由”です。

僕にとってフリーランスという道は、
「収入アップのため」だけではなく、
“家族と過ごす時間を取り戻すための選択”でもあります。

不安は、挑戦の証。
そして、希望は行動の中からしか見つからない。

僕はまだ、施工管理フリーランスへの道の途中にいます。
でも、これだけは確信しています。

🧱 不安の先には、必ず新しい働き方の可能性がある。

「AC-workstyle」は、
そんな“不安の中にある希望”を形にしていく場所にしたいと思っています。