施工管理者としての経験をベースに、今、僕は「行政書士資格」への挑戦を続けています。
一見まったく別の分野のように見えるかもしれませんが、実はこの2つの専門性には深いつながりがあります。
❓ なぜ施工管理者が行政書士を目指すのか?
施工管理者は、現場の安全・品質・工程を管理する現場の司令塔です。
しかし実際には、「契約書」「行政手続き」「報告書類」など、法務や書類対応が求められる場面も数多く存在します。
これまでの建設業界では、「現場」と「事務(法務)」は完全に分業されてきました。
でも、僕はこう思ったんです:
「現場もわかって、法務もわかる人」こそが、企業にとって一番信頼される存在ではないか?
⚒ 現場 × 法務 のハイブリッド人材へ
僕が行政書士資格に挑戦する理由は、「現場技術者」から一歩進み、
“経営と現場の両面から支えられる存在”になるためです。
たとえばこんな業務:
- 建設業許可や経審に関わる申請
- 派遣契約・業務委託契約のチェック
- 公共工事に関わる完了報告や入札手続き
- 技術者の個人契約サポートや下請法の理解
これらはすべて、行政書士の業務領域であり、施工管理と密接に関係しています。
👀 「もう一つのキャリア」を視野に
施工管理の仕事はやりがいがある一方で、体力的・精神的な負荷も大きい仕事です。
「もし将来、現場がきつくなったとき、自分に内勤の選択肢があるか?」
この問いに対して、「行政書士」という選択肢があることは、僕にとって大きな安心になりました。
- 現場で得た実務感覚を生かしながら
- デスクワークや士業的な働き方もできる
- 長く安定してキャリアを築ける
これは、現場一筋では得られない柔軟なキャリア設計だと感じています。
🎯 将来のビジョン:建設業界を“横から”支える存在へ
将来的には、行政書士資格を生かしながら、次のような役割を担うことを目指しています:
- 技術者側へ:書類・契約・申請の支援やアドバイス
- 企業側へ:外注・業務委託活用に関する法務支援
- 現場と経営をつなぐ存在:フリーランス施工管理者のマッチング支援
建設の「現場」も、「法務」も、「人」もわかる存在に。
そんなハイブリッドな働き方で、業界に貢献していきたいと考えています。
📝 最後に
施工管理という枠を越えて、
「現場にも強く、書類にも強い」新しい技術者像を目指すことが、僕の挑戦です。
行政書士試験の結果がどうであれ、この挑戦は、
フリーランス施工管理者としての信頼や価値をきっと高めてくれると信じています。
